母の絞り浴衣

今日は6月30日、最後の日ですが、水無月ともいわれる6月は
雷も多く[かみなり月]がみなづきにへんかしたとも、田に水を引く月なので[水な月]
等諸説有るそうです
そして、蒸し暑い日が続くと風を恋しく待つことから、[風待ち月]とも呼ばれているそうです (山下景子 美人の日本語より)
日本人の繊細な感性の際立つ美しい
呼び名ですね〜??
今日も蒸し暑く、押し入れに眠っていた絞りの浴衣を着てみました
これは現在96才になる母が今から50年以上前からつい10年ほど前まで着ていた有松絞りの浴衣なんです?
身丈が短く身幅は広く着にくいのですが、とっても柄が大胆で素敵?
最近はこんな手の掛かった物は余り作られてないのが現状です
何とか着てみました
帯は白無地の博多です
絞り浴衣は、絞る為に細番手の糸を使って
作られているので、着心地としてはなんせ軽い〜〜んです
ふんわり、包まれてる〜〜?
お手入れも洗濯ネットに入れ軽く洗って
脱水は極少にして、竿に通し綺麗にしわを手で叩いて終わりです
クリーニングに出す必要はありません
高温のアイロンは絞りの風合いが損なわれるのでNG?
乾いたら畳んでお布団の下にでも入れても入れなくても大丈夫なんです
幾ら年数が経っても良いものは良いの実感しております
自撮り、難しい〜〜です
目が游いでますがご容赦ねがいますう〜〜
- 2017.06.30 Friday
- 日々のつれづれ
- 12:16
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- by 山正 女将